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佐渡の社長インタビュー

第4回:へんじんもっこ、社長 渡辺慎一氏

今年4月11日から2週間ほどかけてフランスを回ってきました。かみさんと2人で、肉の加工品と農業王国フランスの農家というものを見たいと思いましてね。前半は、ガイド付きでしたが、後半は夫婦二人でレンタカーを借りて走り回りました。フランス語? まったくわかりませんよ(笑)。

フランス到着の翌日、デジョンという歴史のある古い町に行きましたらマルシェをやっていたんです。マルシェというのは市場という意味ですけど、建物の中で朝早くから開かれていて、その外側にも露店のマルシェの店がたくさん並んでいる。見たら、生ハムやらソーセージ、それに白カビサラミなんてグチャグチャある。びっくりするほどある。

じつはね、わたしは自分のやっているソーセージづくりは、ドイツが本場で、ドイツが先生なんだとずっと思っていたんです。それで最初にドイツへ行った時、たしか空港で買った太物の白カビ付きのサラミを食べてみて、「まるでチーズのような味とアロマのサラミじゃないか! これを一生涯かけてもつくってみたい!」と思ったんですよ。それまで日本のサラミといえば、かたいサラミしかありませんでしたからね。それでいろいろ考えているうちに、カマンベールチーズのカビをつければできるんじゃねえか、なんてことでバカの発想から始まったんですよ。

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